4年ぶりに人数制限をしない防災訓練を9月30日(土曜)に行いました。
8時に震度6強の地震発生を想定して開始し、役員が防災拠点に集まり、ブロック長に避難を呼びかける電話連絡網からスタートしました。
ブロック長は電話連絡を次のブロック長にし、その後、駒林小学校に避難。
避難後は各役割分担の食料物資班、情報班、庶務班、救出救護班、要援護者支援班で別れて、各部署ごとに避難者を受け入れるために動きました。
まずは、庶務班は拠点が地震で被害が出ていないかを確認し、無事であることを防災事務局長に伝え、伊藤事務局長が「避難所開設宣言」をし、その後情報班が受け付けを開始し、避難者カードを確認しながら、避難者を受け入れを開始しました。
同時に庶務班が防災電話で、災害対策本部(区役所)へ、避難所開設とその時の避難者人数を報告し、アマチュア無線も区役所に無線を通じて避難所の開設と避難者人数を報告し、通信ができることも確認しました。
食料物資班は大鍋でお湯を沸かし、避難食のアルファ―米を作りだしました。
昨年に続き今年も、医療機関(病院と薬局)の開設情報の受け付けを行いました。
10か所の病院と3か所の薬局が、開設の有無や開設時間を記入した用紙を持参してくださったので、庶務班が受け付け、拠点に開示しました。
避難者は、受付を終えると、校庭と体育館で救出救護・防災対策班・消防団による体験訓練を行いました。
ガソリンとガスボンベの発電機の始動、担架、リヤカーの組み立て、油圧ジャッキの使い方、下水道トイレの組み立て、水消火器訓練、テントの張り方、段ボールベッドの組み立てを行いました。
要援護支援班は3つに分かれて、トランシーバーを用いて要援護者の安否確認と、高齢者のサポートを想定して車椅子を利用し、拠点まで避難する訓練も行いました。
資機材訓練が終わると、避難者全員で、家庭防災員から三角巾の使い方訓練を行いました。
訓練は10時30分に終了し、日吉消防出張所北村所長による講評をいただき解散となりました。
出口では、避難食のアルファ米と賞味期限が短い非常食の乾パン、おかゆ、ビスケット、水等を配布しました。このような機会にアルファ米や非常食を試食し、自宅での保存食の参考にしていただければと思います。
今年は4年ぶりの制限のない防災訓練でした。以前は1000人くらいの参加者でしたが今年は、300名弱の参加でした。少ない人数でしたので、全員で資機材の体験訓練を手で触って体験することができ、参加者からは「やってみないとやっぱりわからない、見てみないとわからなかった」という声がありました。
災害はいつ来るかわからないので、より多くの方がイザというときのために体験・経験をし、災害時は誰に頼ることなく皆が主体となって動けるようしましょう。
今年はワンちゃんの避難もありました。横浜市の災害時ペット対策ページに災害時のペット対策等が記載されているのでご確認ください。