2024年防災訓練
防災訓練の取り組みについて
いつ起こってもおかしくない大地震に着実に備えていくために、発災時を想定したより有意義な訓練の実施。
日程 | 9月27日(金)・28日(土) |
会場 | 27日(金)駒林小学校体育館・28日(土)駒林小学校校庭・体育館・ピロティ |
雨天時の場合 |
9月27日(金)夜間訓練 ※雨天時も開催いたします。 9月28日(土)通常訓練 ※雨天時は地域住民は参加中止とし、運営委員のみの参加。地域住民の方の参加中止の場合は、「7時半にHP」にお知らせします。 |
参加者 | 防災拠点運営委員・消防署・消防団と協力団体・西町会及び日吉第七コーポ自治会会員・地域住民 |
夜間訓練 | 9月27日(金)18:00~19:30 |
訓練内容 |
体育館を利用して避難生活場所の構築
投光器の取り扱い 段ボールの間仕切り取り扱い ワンタッチ間仕切りテントの設営段ボールベッドの組み立て |
※宿泊希望者は受付あり(人数制限あり) | |
通常訓練 | 9月28日(土)9:00~11:30 |
訓練内容 |
地震と感染症の複合災害を想定した避難所受け入れ訓練 受水槽からの給水訓練 情報受伝達訓練(アマチュア無線の参加含む) 備蓄資機材の取り扱い訓練 水消火器の使い方 避難場所の確認 炊き出し及び飲食料の配布訓練 三角巾の使い方 |
28日雨天の場合の訓練内容 | AEDを含めた資機材訓練 |
地域防災拠点運営委員会の事前訓練
運営委員 | 日程 | 会場 |
庶務班 | 9月7日(土)10:00~12:00 | 多目的ホール |
情報班 |
9月7日(土)14:00~16:00 |
いきいき会館第一第二会議室 |
救出救護班 | 9月8日(日)10:00~12:00 | いきいき会館第一第二会議室 |
食料物資班 | 9月14日(土)14:00~16:00 | いきいき会館第一第二会議室 |
要支援者支援班 | 9月21日(土)14:00~16:00 | いきいき会館第一第二会議室 |
救出救護班(実技訓練) | 9月14日(土)9:30~11:30 | 駒林小学校ピロティ |
9月27日(金)夜間訓練を行いました。
小雨が降っていましたが、雨天決行ということで訓練が開始されました。
17時に神奈川県南部に震度5強の地震が発生したということで、まず正副会長と防災部長からブロック長へ防災拠点に集合するように緊急連絡網で呼びかけました。
18時に青会会長により訓練開始宣言を行いました。
庶務班は、避難所の安全確認を行った結果、停電と断水ではあるが避難所は安全であることが確認できたので避難所の開設を行いました。
情報班は開設宣言を受け「避難者の受付」を開始。避難者は自宅から持ち寄った「避難者カード」を提出して、避難者人数を統計します。
救出救護班は、停電なので発電機の設置を行いました。
食料物資班は、断水なので備蓄庫に貯蓄しているミネラルウォーターを沸かし、参加者人数分のアルファ米を作ります。停電設定ですが駒林小学校のキッズ開校の日でしたのでピロティの電気を消すことができず、18時半くらいは電気をつけての訓練となりました。
情報班により避難者人数の把握を受けて、庶務班が防災対策本部(区役所)へ体育館正面入り口上の「特設電話」のカギを開けて、受話器をセットして区役所へ避難者人数を報告をしようとしましたが、受話器のセットができずすぐに報告ができませんでしたが、受話器のセットが間違っていたことがわかり無事に46名の避難者数を報告をすることができました。
避難者で手の空いている人が、体育館で避難生活ができるように「ビニールシートを張る」「投光器の設置」「段ボールベッドの組み立て」「テントの設置」「ランタンに明かりをつけて設置」「段ボールトイレの組み立て」を行いました。
19時30分に矢島消防署長より、発電機や投光器の電気コードは、避難者が歩く場所は避けるようにしないと、つまずいて転んでしまうので気を付けることというお話を受けました。
夜間訓練は「運営委員」が対象でしたが、地域住民も参加できることを呼びかけましたら、数名の方が参加くださり、運営委員と一緒に「避難所開設」「避難者生活場所作り」に参加していただきました。
「今までの防災訓練では、出来上がっているところを見るだけだったので生活の場づくりに参加できてよかった」
「テレビでは避難生活場場所を見たことがあったが、こういう大きさだったのか、こういうテントだったのかと目で見て、確かめることができてよかった」
「やっぱり、参加してよかった」
と感想をいただきました。
避難所宿泊訓練は3名が参加となり、テント内の段ボールベッドでの睡眠を取りました。
さあ、明日28日は、朝からの通常訓練です。
昨日に続き天候が心配でしたが「曇り」の予報なので通常どおり行うことを決定しました。
7時半から消防団第五分団第三班の消防車で「訓練を行う」とアナウンスをしていただきました。
9時までに集合ということでしたので、9時前に続々と避難者が「避難者カード」を持参して、避難者カードがない方は受付で記入をし、情報班は「避難者」を把握していきます。
9時に伊藤防災部長により避難所開設宣言を行いました。
庶務班は、本日の避難者数を、防災電話で災害対策本部へ報告します。
庶務班からの避難者人数を確認して、「アマチュア無線のグループ」は、無線を通じて「災害対策本部」へ報告します。
庶務班は、ペットの避難受付も行いました。今年度は犬が1匹避難訓練に参加しました。初めて参加とのことで「災害時のペットの避難」のパンフレットを受け取り内容を確認して中の「安心手帳」は避難袋に入れておこうと言っていました。
食料物資班は通常訓練は「まかないくん」を使って大量のお湯を沸かします。最初に火をつけるのにてこずりましたが無事にアルファ米作りに取り掛かれました。
9時20分に青会長により、防災訓練開催にあたりご挨拶がありました。
それから実技体験です。
救出救護班⇒発電機、担架、リヤカー、油圧ジャッキ、下水道直結式トイレ組み立て、注水、排出(プールの水使用)
※下水道直結式トイレ組み立ては、横浜防災ライセンス指導員に指導いただきました。
・仮設トイレの組み立てに時間がかかるのでその間の別の仮設トイレが必要。
・仮設トイレには、男性用、女性用、ジェンダーレス対応等の掲示が必要
・仮設トイレの暴風の対策
等々具体的なご指導をいただきました。
消防団第三班⇒水消火器訓練
防災資機材サポータークラブ⇒受水槽訓練
※受水槽訓練は初めて行いましたので、防災資機材サポータークラブの皆さんに、バルブの付け方、試薬品を入れての安全確認の仕方等を指導いただきました。
食料物資班⇒アルファ米作り
要援護支援班⇒車いすを利用して地図を見ながら避難者をサポート
防災対策班⇒体育館では避難者生活場所の見学
家庭防災員⇒三角巾訓練
を行いました。
今年の避難者は216名とコロナ後参加人数が少なく残念ではありますが、参加された方は全部の訓練を目で見て、手に取っての訓練を行ましたので、「災害はいつ起きるかわからないので」有意義な時間だったと思います。
最後に矢島消防所長は別の訓練に参加とのことでしたので、消防団第五分団酒井分団長より講評をいただき終了となりました。
避難者は、アルファ米のご飯と賞味期限切れまじかの「水」「アルファ米」「ビスケット」などを持ち帰りました。災害のために一家庭で1週間の水、食料を保存することが理想とされているので、持ち帰った避難食を食べて、避難食の参考にしていただきたいです。
また災害時に医療機関・薬剤薬局が開業できている場合は、防災拠点に「開業している」という届け出をすることなっていますが、訓練に参加くださいました。
薬剤薬局4局、医療機関12機関の届け出がありました。
来年も9月に行うと思います。資機材訓練等は積み重ねが大事です。「今年参加したからいいや」ということではなく、来年もご近所お誘い合って参加ください。